1-10.液状化現象について

「液状化現象」という言葉を知っていますか?
テレビのニュースや新聞などで、耳にしたことがあるかもしれません。
地震などの際、砂地盤の液状化により、大きな被害が出ています。
土地選びで気になる液状化現象について、説明していきたいと思います。

■液状化現象とは

液状化現象とは、地震などの際に地盤が液体のように流動する現象をいいます。
流砂現象クイックサンドなどとも呼ばれます。
地震などのときに、水の圧力が上向きに浸透し、地盤が緩くなって液体のような状態になります。すると地盤は支持力を失くし、液体のように流れ出します。

特に、液状化現象は地盤の軟弱な土地によく見られます。
地盤が緩くなったところに地震動が加わって、一部では噴射などの減少が起こることもあります。すると、対物は大きく揺れ、転倒する場合もあります。

■液状化現象の例

液状化現象が起こる地震の大きさは、次のようになっています。
地表最大加速度  70~100gal程度以上
気象庁震度階  4~5の境界付近以上

[過去の地震の例]
1964年の新潟地震  震度5(地表最大加速度 約100gal)
1983年の日本海中部沖地震  震度5(地表最大加速度 約116gal)
1987年の千葉県東方沖地震  震度5(地表最大加速度 約90gal)
液状化現象は、地震の震度だけでなく、その長さ(継続時間)にも関係があるといわれています。